グラスとガラス

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トゥアンです。 今までもう二年間ぐらい日本語を勉強しています。日本語の面白いさ不思議さ難しいさ少しわかってきたような気がします。 日本語を勉強し始めたときに教科書には、「ワイングラス」、「ガラスのコップ」、「窓ガラス」という言葉があります。 グラスーガラス、ガラスーグラス。。。

ええ~、なにこれーーー?この本が間違いですか?

「ガラス」と「グラス」、なにか違いはあるのでしょうか?あとでわかったのですが。

日本語では、ガラスとグラスを異なる表し方で書き分け、意味も使い分けています。主に透明な材質のことをガラスと呼び、ガラス製のコップやメガネのことをグラスと表します。ガラスはオランダ語から、グラスは英語から日本語に取り入れられた外来語ですが、実はこの2つのもとになった言葉は、オランダ語(glas)でも英語(glass)でも同じ意味で、発音もよく似ています。それが日本に輸入される時に、違う表記、違う単語となったわけです。また「コップ」と「カップ」も、日本語ではその形状によって使い分けていますが、もともとは「コップ」はオランダ、あるいはポルトガル語から、「カップ」は英語から入ってきた言葉で、意味は同じものでした。

このように外国語が外来語としてカタカナで表される場合、面白い現象が生まれることがよくあります。例えば、日本語の「マシン」と「ミシン」。実は同じ英語のmachineから入れられた外来語です。

ところで、先週、絆ではクリスマスパーティがありました。その時、ベトナムの女性に会って話しかけました。女性には名前でいやなことがあります。女性の名前は「Hương」さんです。実は「香り」という意味ですが、外来語としてカタカナで表せて「フン」になります。ベトナム語で「フン」という意味は「くさい」です。そのうえ、日本でも「鳥の糞」になります。Huongさんがなんかいでも「いやだ~」と言ってくれました。

こうした現象は、日本語と英語あるいはヨーロッパ言語の発音形態の違いから生じるものです。英語などヨーロッパの言語は、母音の種類が多く、中には日本語にはないあいまいな母音も使われます。machineのma-などがその例です。またglassのg-の音のように、子音だけで母音を使わずに発音する場合もよくあります。 一方、日本語は、母音は「あいうえお」の5つしかなく、子音が使われる場合は必ずどの音節も子音と母音がセットで発音され、子音だけで発音されることはほとんどありません。そのため、英語などの単語を外来語として日本語に取り込む場合、あいまい母音や子音だけで発音する音を、無理やり日本語の5つの母音のどれかに当てはめていくことになるのです。

ですから、聞きようによっては、「ガ」とも「グ」とも「ゴ」とも聞こえる音を、あえてそのどれかに当てはめていったため、ガラスとグラス、マシンとミシン、コップとカップのように同じ意味の単語から2つの日本語が生まれたのでしょうね。

難しい数学を解決したのようなすごくすっきりした気持ちでした。この発見は忘れられない体験になりました。日本語がますます面白くて好きになりました。そうして、英語やオランダ語やフランス語が少しできるかなと思ういました。

ToanNV

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Developer, living in Tokyo, get married.

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